現在一推しガジェットである骨伝導ヘッドセットAfterShokz。

いいところは数え切れず、AirPodsなどのフルワイヤレスイヤホンと比較すると
  • 耳の中に物を入れないので、痛くなりにくい
  • 外の音が聞こえるので周りと会話がしやすく、安全。車や自転車を運転していても捕まらない
  • 耳が開いているので、相手が話しかけやすい。イヤホンをかけていると「あぁ、話しかけられたくないんだな」という感じを持たせてしまう。
  • (モデルによるが)バッテリーが6〜16時間と長持ち。会議中にバッテリーが切れそうになってあたふた、ということがない。
  • 落としづらい、なくしづらい
  • (モデルによるが)マイクの性能が良く、Web会議で相手に不快感を与えづらい。
  • 骨伝導式としては非常に音が良い。マニアな方の評価には耐えられないと思いますが、私には音楽鑑賞にも十分。音漏れも少ない。
といった利点があります。私を含め多くの方が「これなら一日中つけていられる」とのこと。欠点としては
  • 大きい、かさばる
  • 純粋に音楽を聴くという用途だと音質は劣る
  • 周りがうるさいと音が聞こえづらい
  • Bluetooth接続はヘッドフォンprofileとヘッドセットprofileが自動的に切り替わる(アプリがマイクにアクセスするとヘッドセットになる様子)が、多少不安定、うまく切り替わらない時がある。特にマルチリンク(複数の機器と同時に接続)の時に頻度が高い。そのためかOpenCommではマルチリンク機能は未公開機能となっている。
  • 振動で音を伝えるのだが、一部の人にはくすぐったく感じることがあるよう(私も特定の音域で大きな音だと感じることがある)
  • OpenMove以外は専用の充電ケーブルが必要なため、なくすと充電不可。持ち運ぶ機会が多いだろうAeropex/Aeropex playは初めから2本添付
といったところ。

複数のモデルがあります。AfterShokzのサイトには古いモデルも含め、たくさんのものがありますが、基本的には最新の下記モデルから選ぶのが吉。

  • OpenMove(約1万円):エントリーモデル。USB-Cで充電可能。全体的にちょっと大きめで、材質も劣る。デザインも多少野暮ったい(これは好み)
  • OpenComm(約2万円):Web会議用モデル。余裕で一日持つバッテリー、可動式のマイク(ブーム)により、口元に持ってくればよい音質、後ろに回せば声が入りにくい。ボタンのオレンジは早々にマジックで塗りつぶすべきw
  • Aeropex(約2万円):スポーツ用モデル。防水性能高い。信頼すべき筋から「再生音質はOpenCommより良い」との情報。(私は未使用)
  • Aeropex Play(約2万円):子供用スポーツモデル。日本人、特に女性だと、ちょうどよいサイズの人もいるかも(私は未使用です)

 私はというと、まずOpenCommを購入し、とても気に入りました。一方、私の購入を決断させた大橋さんがOpenCommが故障して困っている様子を見たときにちょうどアマゾンプライムデイがあり、OpenMoveを3割引きで購入。あまり使わないかなと思ったものの、予備兼普段使いとして仕事をしていないときはこちらをメインで使っています。一番うれしいのはマスクがブームが絡まらないこと。

 OpenCommの特徴の一つは可動式のノイズキャンセリングマイク(ブーム)。これの効果を実感いただくため、比較用のOpenMoveも含めPCで録音してみました。PCと接続し、マイクのボリュームは100%でWindows10標準の音声レコーダーでの録音です。比較的静かな部屋ですが、エアコンを最大の風量で稼働させており、結構騒がしい環境です。購入時のご参考にしていただければ幸いです。思ったよりOpeMoveとの差が少ないですね

OpenMoveでの録音
OpenCommでの録音(ブームは口元)
OpenCommでの録音(ブームは真上)
OpenCommでの録音(ブームは後ろ)